ジョコビッチ ノーシードから初V

[ 2008年1月28日 06:00 ]

全豪オープンテニスで初優勝したジョコビッチ

 全豪オープンテニス最終日は27日、豪州・メルボルンパークで男子シングルス決勝を行い、第3シードのノバク・ジョコビッチ(20)がノーシードから勝ち進んだジョーウィルフリード・ツォンガ(22)を逆転で下し、四大大会初優勝を飾った。第1セットを奪われたものの、その後3セットを連取した。20歳と250日での優勝は1969年の大会オープン化後、4番目の若さ。優勝賞金137万豪ドル(約1億2900万円)を獲得した。

【全豪オープンテニス


 フェデラーとナダル以外の四大大会覇者が3年ぶりに誕生した。「2人だけが支配している状況はつまらない」。世界3位の責任を感じていたというジョコビッチ。セルビア人初のグランドスラム制覇を達成した瞬間、コートに大の字に倒れた。第1セットこそツォンガの勢いに押されたが、その後2セットを連取。第4セット途中に左足がけいれんしても気力で補った。「応援してくれた祖国の人たちに感謝したい」。次代の王者候補は勢いに乗りそうだ。

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2008年1月28日のニュース