三洋 開幕12連勝で1位決定

[ 2008年1月28日 06:00 ]

 ラグビーのトップリーグ第12節最終日は27日、東京・秩父宮ラグビー場などで3試合を行い、三洋電機が三菱重工相模原に圧勝。開幕からの連勝記録を12と伸ばし、リーグ戦1位を決めた。次節のNEC戦で史上初のリーグ戦全勝に挑む。最下位で自動降格が決まっている三菱重工相模原は12連敗。クボタが日本IBMを下したため、前日敗れたリコーの13位が確定し、自動降格も決まった。神戸製鋼はサニックスに勝ち、6位に浮上。上位4チームによるプレーオフ進出の可能性を残した。

 三洋電機は前半だけで6トライの猛攻で勝負を決めた。リーグ戦初の全勝に王手をかけたが、宮本勝文監督は「後半20分すぎからが…。課題の多い試合」と反省した。実は夏合宿では14―14と引き分けた相手。CTB榎本主将は「あれでチームに危機感が生まれた」と振り返った。最終節のNEC戦に勝てば新たな歴史をつくることになるが「12連勝していようが、うちは挑戦者ですから」と気持ちは切り替わっている様子だった。

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2008年1月28日のニュース