シャラポワ 五輪出場に強い意欲

[ 2008年1月28日 09:34 ]

メルボルンを流れる川を航行する船上で、全豪オープンの優勝トロフィーを手にポーズをとるシャラポワ

 テニスの全豪オープン女子シングルスを26日に初制覇したマリア・シャラポワ(ロシア)は8月の北京五輪出場について「わたしにとって優先度の高いものの一つ。4年に1度しかないものだから」と強い意欲を見せた。

 ビーナス、セリーナのウィリアムズ姉妹(米国)は2000年シドニー五輪以来のダブルス金を見据え、全豪で5年ぶりに姉妹でペアを組んだ。今大会は準々決勝で中国ペアに敗れたが、「姉妹で金メダルを取れれば素晴らしい」とやる気満々だ。
 例年8月のツアーは北米開催が続き、五輪の直後にも四大大会の全米オープンがある。北京に移動して体調を崩すのを嫌って出場を回避する選手もいる。
 アテネ五輪女子シングルス金メダルのジュスティーヌ・エナン(ベルギー)は北京の大気汚染が持病のぜんそくに差し障るのでは、との不安から連覇を視野に入れていない。
 日本の女子選手は意欲が高い。杉山愛(ワコール)はダブルスでのメダル獲得を目指し、森上亜希子(ミキハウス)は出場圏内の世界ランク入りへ向け、参加するツアー大会の選択肢を広げる考えもあるという。(共同)

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2008年1月28日のニュース