“伸び盛り”入江が日本新

[ 2008年1月28日 06:00 ]

男子200メートル背泳ぎで1分56秒53の日本新記録で優勝した入江陵介

 競泳のコナミオープン最終日は27日、兵庫・西宮市のコナミスポーツクラブ本店西宮で行われ、男子二百メートル背泳ぎで入江陵介(18=イトマンSS)が、従来の日本記録を0秒64上回る1分56秒53の日本新記録をマークして優勝した。

 自己記録を0秒77も短縮した入江は「大きな目標をクリアできてよかった」と納得の表情を見せた。昨年12月19日から今月11日まで米ニューメキシコ州サンタフェ(標高2100メートル)で合宿。道浦健寿コーチは「過去3度の高地は体重を落としてしまったが、今回は1週間に一度、1500メートル地点まで下りた」と説明し、成果に笑みを浮かべた。06年アジア大会で金メダルを獲得し、昨夏の世界競泳も制した伸び盛りは「4月の選考会は重圧がかかるけど、五輪を狙いたい」と力を込めた。

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2008年1月28日のニュース