日本女子しっかり最終チェック

[ 2008年1月28日 19:51 ]

 ハンドボールの日本女子代表は練習開始15分だけ公開し、司令塔の田中を軸にパスを回してサイドからシュートする攻撃を確認した。

 4大会連続で五輪切符に挑戦する田中は韓国戦に向け「日本をよく知る呉成玉と洪廷昊の動きを警戒し、うまくかわしていきたい」と意欲十分だ。
 スペインでプレーする早船は「まだ心の準備はできていないが、チームとしてやるべきことはやった」と話し、サイドから好シュートを見せた主将の佐久川は「試合会場のフロアやライトの確認もできた。あとはやるだけ。北京五輪切符を手にしたい」と目を輝かせた。

 <選手からヤル気伝わる>日本女子の前日練習には大勢の報道陣が詰め掛け、フィーバーぶりがエスカレートしてきた。
 練習後の選手たちは高い注目度に戸惑いつつも、やりがいを感じていた様子。身長1メートル84の長身を生かしたプレーが期待される谷口は「こういう環境の中で試合ができるのはうれしい」と笑顔だった。GKの勝田も「チームにほどよい緊張感があるし、いいムードで試合ができそう」と明るく応対。早く取材を打ち切りたい協会関係者にせかされながらバスに乗り込んだ。

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2008年1月28日のニュース