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森保監督 4年前の雪辱へ「戦えるイメージはできた」 W杯優勝は「ダークホースで狙いにいく」

[ 2026年1月1日 05:30 ]

トロフィーを手にポーズを決める森保監督(撮影・西海健太郎)
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 6月11日開幕のW杯北中米大会で日本代表史上初の2大会連続指揮となる森保一監督(57)は合同インタビューで優勝への青写真を描き、第2次政権のチームづくりの舞台裏なども明かした。(取材・構成 木本 新也)

 ――優勝を目指すW杯が半年後に迫った。
 「日本サッカー協会が2050年までに優勝すると宣言している中で、50年が優勝の本命だとすれば、今回はダークホースで狙いにいく形。力をつけて未来につなげていきたい思いが強い。今年の漢字はW杯イヤーなので“勝”。結果にこだわっていきたい」

 ――今回がダークホースなら前回22年カタール大会は?
 「実は前回も同じ。優勝を考えていたから、2戦目(コスタリカ戦)でターンオーバーした。今回もターンオーバーをうまく使えば勝つ確率が上がると思っている。選手を入れ替えるデメリットもあるが、日本人のお互いを生かし合う能力は世界でもトップクラスなので、日本の特長を出せる部分だと思う。常連組が使われなかったら内紛が起きたり、メンタル的に持たない国も多いと思う。その点、監督として助かっています」

 ――優勝を目標にする意味は?
 「負けるつもりで戦う試合はないので、目標にすべき。今は相手を圧倒して優勝する力はないが、やってやれないことは、ない。自分は日本代表デビュー戦(92年5月31日の親善試合)でアルゼンチンと対戦した。相手は南米選手権で優勝したメンバーがほぼ来日し、雲の上の人たちと思っていたが、試合をして“あれっ、やれるじゃないか”と思えた。その時の感覚が常にあり、そのメンタリティーですね」

 ――厳しい組に入った。オランダとの初戦が重要になる?
 「初戦は大事だが、全てではない。初戦の結果でブレることなく1次リーグの3試合、その先の5試合を見据えて、目の前の試合を戦いたい。勢いとか、上がったり下がったりするのはあまり好きではない。常に勝つことを目指して最善の準備をすることがベースにある。やることは同じでしょ!と思う」

 ――カタール大会後の第2次政権で名波、前田、長谷部コーチが加わった。効果は?
 「マネジメント型の監督として引いた位置から見ているが、入る隙がなくなった。各コーチがグイグイ突き進んでくれるので、ありがたい。“皆さんどうぞ”みたいな感じです。コーチ陣は時々バチバチやる。(準々決勝敗退の24年)アジア杯の時も、喧々囂々(けんけんごうごう)となった。プロの集団なので雰囲気が悪くても勝てればいい。雰囲気を度外視してコーチ陣がぶつかりながら進んでこられている部分は多い。さらけ出せることが重要。実際の雰囲気は良いんですけどね」

 ――W杯を2大会連続で指揮するのは日本代表史上初。コーチ時代を含めて3度目の大舞台となる。
 「戦えるイメージはできている。夢と誇りを懸けて戦う世界最高峰の場所。国歌を歌う時に“この舞台でやれて幸せ”という気持ちが湧き出る。(昨年12月の抽選会後に)決勝会場のメットライフスタジアムを見てきたが、むちゃくちゃ広かった。まだアメフト仕様だったけど、天然芝が張られてサッカー仕様になるイメージはしてきた。あそこで試合をやりたい」

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