ペレさん　野球界レジェンドの「ミスター」「世界の王」とも対談

74年、長嶋氏(左)と対談するペレ
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　サッカーの元ブラジル代表で「王様」として世界中のファンに親しまれた往年の名選手ペレ（本名エドソン・アランテス・ド・ナシメント）さんが29日、大腸がんの進行などによる多臓器不全のためサンパウロの病院で死去した。82歳だった。

　長嶋茂雄氏が巨人に入団した58年、ペレさんは17歳でW杯デビューを果たし、開催国スウェーデンを下して初優勝を飾った。長嶋氏が現役引退した74年の11月にはテレビ番組での対談が実現した。また王貞治氏がハンク・アーロンを抜く世界新記録の通算756号本塁打を放った77年9月には、当時ニューヨーク・コスモスでプレーしていた「世界の得点王」ペレさんとの特別対談が行われた。