C・ロナウド　サウジアラビアで再出発「アジアで新たな経験を伝える絶好のタイミング」アルナスルに加入

C・ロナウド（ロイター）

　サッカーのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナルウ（37）がサウジアラビアのアルナスルに加入することが30日に発表された。背番号7で25年までの2年半契約。年俸は2億ユーロ（約281億円）と報じられている。

　今季、マンチェスター・ユナイテッドで出場機会が減少していたC・ロナウドは11月に英メディアでテンハグ監督らを批判。シーズン中の退団が決まってW杯カタール大会は無所属で出場した。

　マンチェスターUやレアル・マドリード、ユベントスなどで活躍してバロンドール（世界最優秀選手）を5度受賞するなどアルゼンチン代表FWメッシと並んで近年のサッカー界をリードしてきた世界的なストライカー。悲願の初優勝を狙ったW杯で前人未到の5大会連続ゴールを達成した一方で、決勝トーナメントでは先発から外れて準々決勝で敗退するなど不完全燃焼な形で大会を去っていた。

　こだわりがあったと言われる欧州のトップリーグを離れ、アジアのクラブ加入。新たなスタートを切るスーパースターは「欧州で目指した全てを勝ち取ることができて幸運だった。アジアで新たな経験を伝える絶好のタイミングを迎えた」とコメントした。