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「生涯監督」貫いた小嶺忠敏さん 国見高を戦後最多6度の優勝導いた名将

[ 2022年12月31日 05:20 ]

22年追悼 スポーツ界の名士たち

小嶺忠敏さん
Photo By スポニチ

 小嶺忠敏さんは全国高校サッカー選手権で国見高を戦後最多6度の優勝へ導いた名将だった。68年に島原商高の監督になるとマイクロバスのハンドルを握り、全国を行脚。新婚旅行から帰った日から部員を下宿させるなど、情熱を注いだ。

 長崎総合科学大付高が選手権で敗れた5日後の1月7日に、肝不全で死去するまで「生涯監督」。大久保嘉人氏は通夜で「教え子全員がいい人生を送れた」と振り返った。“鉄拳”は日常茶飯事だったというが、そこに無限の優しさもあった。

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2022年12月31日のニュース