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ロシアのアジア連盟転籍問題は作業部会設置で判断先送り UEFA残留の可能性も

[ 2022年12月31日 20:26 ]

 ロシアのウクライナ侵攻余波で欧州サッカー連盟(UEFA)からアジア・サッカー連盟(AFC)への所属連盟転籍を検討しているロシア・サッカー連合(RFU)は30日、理事会で最終判断を見送り、問題の是非を検討する作業部会をUEFAと共同で設置することで合意した。地元メディアによれば、4月1日までに結論を出すように作業を続け、国際サッカー連盟(FIFA)や国際オリンピック委員会(IOC)にも参加を求めるという。

 ロシアの代表やクラブチームはウクライナ侵攻を受け、FIFAやUEFAの主催大会への出場を禁止されている。AFCに転籍してもFIFAの処分が解除されなければ26年W杯予選への参加は不可能とみられるが、作業部会でUEFAやFIFAと協議を進めることでUEFA残留やFIFAの処分解除など落としどころを探ることになりそうだ。

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2022年12月31日のニュース