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前回「トルメンタ」旋風起こした高川学園が初戦突破 新兵器「ニアメンタ」披露

[ 2022年12月31日 14:47 ]

第101回全国高校サッカー第2日・2回戦   高川学園2―0富山第一 ( 2022年12月31日    オリプリ )

<高川学園・富山第一>前半、実森の先制ゴールを喜ぶ高川学園イレブン(撮影・長久保 豊)
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 前回大会4強の高川学園(山口)が富山第一に2―0で快勝し初戦を突破した。

 前半6分、FKのこぼれ球をMF実森大翔(3年)が左足で蹴り込み先制。同17分にはFW山本吟侍(2年)がPKを決めて突き放した。

 前回大会では、セットプレーの際に、選手たちが手をつないでぐるぐる回る「トルメンタ」(嵐)で世界的な話題を呼び、準決勝まで勝ち進み旋風を巻き起こした。

 今年も全国高校選手権に向けて、新たなセットプレーを準備してきた。後半のCKでは、ニアポスト付近に5人が並んでしゃがむパターンや、ニアポスト付近で3人が手をつないで回る「ニアメンタ」を披露した。

 得点にはつながららなかったため、実森は「去年、先輩たちはトルメンタで何点も決めたのに、自分たちは(新チーム発足後)まだトルメンタで決めたことがない。今日も決められなかったので、次の試合では決めたい」と意気込んだ。

 他にも数種類の「トルメンタ」変形バージョンを用意しているという。山本吟は「他にもまだ(パターンが)あるので楽しみにしておいてください」と笑顔で話した。

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