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サッカー日本代表・田中碧は大の読書家 毎日読んでいる名著を紹介「冷静に、ポジティブになれる」

[ 2022年12月31日 13:08 ]

日本代表MF田中碧
Photo By スポニチ

 サッカー日本代表のMF田中碧(24=デュッセルドルフ)が31日放送の読売テレビ「ウェークアップ」のインタビューに応じた。

 幼い頃からサッカーとともに読書も日課にしてきたという田中。「サッカーに限らず、生きる上での自分の軸」と語り、「知識、人生観、いろんなものが自分の頭に入ってくるのが新鮮で楽しくて。その本を読むことで、新しい自分を見つけられるんじゃないかなっていう感覚になります」と読書の楽しみを伝えた。

 「日頃いろんなことをやる上でも、本を読むことでブレないメンタリティーが育まれる。結果、いろんなものから逃げずに、ブレずに積み上げられる。読書が、夢に対してまっすぐ突き進む手助けになってるのは間違いないですね」と精神面での効果を説いた。中でも、パナソニック(旧松下電器)の創業者・松下幸之助さんが自身の体験と人生訓をつづった名著「道をひらく」を挙げ、「毎日寝る前に一つ読むようにしてますね。冷静になれるのと、ポジティブな気持ちになれるので」と明かした。

 同著にある「百の事を行って、一つだけが成ったとしたら、これははたして失敗か成功か」という一文についての答えを問われ、田中は「僕は、成功ですね。自分でやること、が成功」と返した。「成功か失敗かは正直、どっちでも良くて。結果の世界ではあるんですけど、それまでの過程をどれだけ本気で生きられるかにフォーカスして、結果が出るまでやり続けるのが自分の成功の法則。全力で努力するのが成功への唯一の道だと思ってます」と信条を語った。

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2022年12月31日のニュース