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森保ジャパン 来年3・23再始動戦 相手は格上限定 W杯覇者アルゼンチンやブラジルも候補

[ 2022年12月24日 04:45 ]

日本代表監督続投が濃厚な森保監督
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 日本サッカー協会は23日、来年の各年代の日本代表のスケジュールを発表。“第2次・森保ジャパン”は来年3月23日に東京・国立競技場で行われるキリンチャレンジ杯で再始動する。同協会はW杯のベスト8進出に向け、FIFAランク20位以内の強豪国とのマッチメークを熱望。新たな景色を見るための本格的な強化がスタートする。

 4年後の大願成就を目指した年間スケジュールが組まれた。記者会見に臨んだ反町康治技術委員長は「アルゼンチンが優勝したW杯も終わり、我々も次のフェーズ(局面)に向かっていかなければならない。ドイツ、スペインに逆転勝利したことは宝物だが、あぐらをかかずに努力しなければいけない」と決意を語った。

 来年のA代表は、11月から始まる26年W杯アジア2次予選を含め、10試合前後の国際試合が予定されている。W杯カタール大会の結果によりFIFAランク20位に浮上。代表強化の観点からもマッチメークが重要になるが、反町技術委員長は「我々もFIFAランク20位になったが、強い相手と対戦することで成果と課題が生まれると考えている。なるべく(日本より)ランク上位のチームとマッチメークできるように努力したい」と、強化プランを明かした。

 来年3月は欧州では24年欧州選手権予選が始まるため、反町技術委員長の希望するランク20位以内の対戦相手としては南米勢のブラジル(1位)、アルゼンチン(2位)をはじめ、北中米勢の米国(13位)、メキシコ(15位)、アフリカ勢のモロッコ(11位)、セネガル(19位)などが候補に挙がる。

 既に日本協会は森保監督を次期日本代表監督の最有力候補として絞り込んでおり、第2次政権の発足を待つばかり。反町技術委員長は「(監督人事は)なるべく早く良い形で報告したい。3月の試合は我々主導でマッチメークをする」と語った。

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