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本田圭佑 話題となったW杯解説「自然体でやろうと」も言いたいことは「7割ぐらいしか言えてない」ワケ

[ 2022年12月24日 14:15 ]

本田圭佑
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 サッカー元日本代表MFの本田圭佑(36)が23日放送のABEMA「本田圭佑が見るFIFAワールドカップ決勝~世界中が熱狂する至高の戦い~」(後9・00)に出演。カタールW杯期間中に話題となった自身の解説について語った。

 番組では決勝前に本田を取材。大会中に日本を盛り上げたと話題になった解説について問われた本田は「自然に自分らしく感じ取ってることをできるだけ伝えるってことを優先してやったってことがまず一つですね。だから、より自然体でやろうと」と心がけていたと明かした。

 「もう一つだけ、気を付けたのが、サッカーの専門家なので、サッカーのことを厳しく見過ぎたら、日本のことをボロクソ言っちゃう可能性も出るわけですよね。いわゆる感情移入のところで、終始、やっぱり日本人として、日本のサポーターとして解説してるので、日本の肩を持ちながら、徹底的にやるってことも意識しました」と力を込めた。

 それでも「自分の言いたかったことをどのぐらい言えたかというと、たぶん、7割ぐらいしか言えてない」と回顧。「3割を言っちゃうと、たぶん、鬼批判。3割の批判というのは、サッカー専門家としての自分の考えなんで。でもこれは日本のサポーターたちには関係のないことなんで。そんな専門的なことどちらでもいいと。っていう見方は伝えていないし、しかもその聞こえは良くないですよね、日本のことを思いっきり批判していることになるんで。それは封じておいた」と思いを語った。

 自分が解説をやるということは「想像もしなかったので」と話すものの、「いざやってみて、まあポジティブにね、気持ちを切り替えて解説に挑んだわけですけど、何でも前向きにやってみると、まあそれなりに楽しいこともあるんやなっていうことを改めてこう感じさせてもらいました」と感謝した。

 「これはこう今後の人生でどんな新しいことをやるときにも同じことは起こるんだろうなとは思うんで。で、特に素人がいきなり何か大きなことをいろんな人の前でやる時の参考にしてほしいアドバイスとしては、僕が今回取り組んだように、自分らしくやる」と明言。「それ以外に方法などない。変な教科書見て、何とかもどきすんじゃねえ、っていうのを槙野には言いたいですね」と解説でコンビを組んだ元日本代表で神戸DF槙野智章の名前を出して笑わせたが、「でも槙野マジでうまい。あいつ凄い、プロ顔負けのレベルなんでね。僕にはマネできない」と称賛していた。

 番組スタッフから「ちょっと本田さんなしじゃ(サッカーの試合は)見れないなっていう視聴者も出てくるんじゃないかなって。それぐらい、日本の中では」と振られると、本田は「じゃあ権利、サッカー解説っていう商標を俺が取りましょか?俺が解説やらんくても誰か解説やったら俺んとこに印税が入るみたいなわけわからんシステムをちょっと…。でもこれが僕からしたら36年間僕はこうなんで、何か?みたいな感じで。逆に俺がカッコつけてるときにもっとバズれよって思うのに。俺がカッコつけてるのに、なんでお前らバズらへんねんみたいな時いっぱいあるから。空気読めよ、お前ら!みたいな」と笑ってみせた。
 

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