山根視来　W杯壮行会でメンバー発表の舞台裏告白「一人で叫んじゃいました。よし！！って」

W杯壮行会で花束を贈られる山根（右）と谷口
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　川崎Fの日本代表DF山根視来（28）が6日、川崎市内の麻生区役所で行われた「世界への想いをかたーる！日本代表選手壮行会」にチームメートのDF谷口彰悟（31）とともに参加した。

　クラブから「カタール風」という理由で「なりきりラクダセット」なる着ぐるみを贈られるなど、約1000人のサポーターとともにイベントを満喫。「これだけの人が来ていると思わなかったので凄くうれしい」と笑みを浮かべ、「今までのサッカー人生を全て出していく大会にしていきたい」と改めて決意を語った。

　壮行会では、1日のW杯メンバー発表日の“舞台裏”も明かした。「寝られなかったですからね。（発表時間の）14時になって自分の名前が呼ばれる夢も見た。起きたらまだ6時とかで。“くそ”って思って。で、朝（練習場に）行ったら、のぼり君（登里）がニタニタしながら「寝れたんか？」と（笑い）。大変でした、あの1日は」と振り返った。

　発表の瞬間はは車に乗り、フードをかぶり、マスクをして、一人で見ていたという。「自分の名前が呼ばれたときは車で一人で叫んじゃいましたね。よし！！って言って」と告白。「誰でも行ける場所じゃないからこそプレッシャーも大きいですけど、ポジティブなエネルギーに変えていけられるようにしたい」と力強く話した。