J1優勝横浜の黒沢良二社長が11月末で退任　在任4年半で2度のリーグ制覇

　J1横浜は3年ぶりリーグ優勝達成から一夜明けた6日、黒沢良二社長（66）が11月末で退任し、後任として中山昭宏副社長（55）が就任すると発表した。

　両氏はともに日産自動車出身で、選手経験はない。黒沢社長は18年7月に就任し、約4年半の在任中にチームは19、22年と2度の優勝を果たした。「見る人がわくわくする面白いサッカーを展開することを目標に掲げてきました。その結果、魅力あるアタッキングフットボールを展開し、みなさまに“面白い”“良いサッカーをしている”と言っていただけるようになり、ユニホームの星の数も増えました」とコメントで振り返った。

　中山副社長は今年4月に就任した。「素晴らしい歴史への感謝を忘れることなく、マリノスファミリーとともに夢と活力をもたらせるクラブを目指していきたい」とコメントで決意表明した。