×

岡野雅行氏 劇的弾で日本を98年W杯初出場導くも…岡田監督も“我慢の限界”だった爆笑エピソード披露

[ 2022年11月6日 22:17 ]

97年11月16日、W杯フランス大会のアジア第3代表決定戦、イラン戦で延長ゴールデンゴールを決めた岡野(左)
Photo By スポニチ

 「野人」の愛称で知られるサッカー元日本代表の岡野雅行氏(50)が6日放送のフジテレビ「ジャンクSPORTS」(後7・00)に出演。自身のゴールデンゴールにより日本代表悲願のW杯初出場を決めた1997年のイラン戦を振り返り、試合後に岡田監督の逆鱗に触れてしまったひと言を明かした。

 当時、一度もW杯出場の経験のなかった日本は98年W杯フランス大会アジア第3代表決定戦でイラン代表と激突。試合は点の互いに点を取り合い2―2のまま、ゴールデンゴール方式(※ゴールが決まった時点で試合終了)の延長戦へと突入。FW岡野は延長開始と同時に途中出場した。

 岡野は何度も決定機を迎えるも決めきれず。多くのサポーターを苛立たせるプレーが続いたが、延長後半13分にMF中田英のシュートのこぼれ球に反応。スライディングしながら右足で押し込み、日本代表に初のW杯切符をもたらした。この劇的な勝利は「ジョホールバルの歓喜」として日本サッカー界の語り草となった。

 当時を振り返った岡野は「試合後、シャワールームに行ったんですが、岡田さんが普段絶対タバコを吸わないのに、その時は体育座りでタバコを吸ってたんですよ」と驚いたことを告白。続けて「僕がアレッ!岡田さんタバコデビューしちゃったんですか?と聞いたら“お前バカ野郎!!オメェが外しまくってるからだろうが。この野郎”ってメチャクチャ怒られて…でも(その後に)よく入れてくれたとは言ってくれました」と岡田監督が何とか怒りを抑えようとしていたというエピソードを披露。スタジオの大爆笑を誘った。

続きを表示

この記事のフォト

2022年11月6日のニュース