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【森保Jの26人】守田英正 逆算してつくった強じんな体

[ 2022年11月6日 04:31 ]

【森保Jの26人(4)】

強じんなフィジカルを生かして初舞台に挑む不動のボランチ・守田英正

 不動のボランチ守田は、自身の必須アイテム持参でカタールの地に乗り込む。スポーツにケガはつきものだが、「接触のない中でケガするのは自分の責任」と、当然ながら、普段から体のケアは怠らない。

 その中で、守田がルーティンのように毎日行っているのが、ソフトボールを使用した独特なケア法だ。連戦などで体に負荷がかかり過ぎると、股関節の可動域が狭くなって疲労が蓄積するようで、「それを和らげるために、ソフトボールを使って股関節の周りやお尻の周りをほぐしています」という。

 ソフトボールはリスボンの自宅にはもちろん、スポルティングのクラブハウスにも置いてあり、9月の日本代表のドイツ遠征にも持参。今や「ソフトボールはマストですね、僕にとっては」と言うほどだ。

 大学や川崎F時代からW杯を目標に逆算し、筋トレなどにも励んだ守田。欧州移籍後はJリーグ在籍時より体重が2~3キロ増え、さらに強じんなフィジカルを手に入れた。体脂肪は9%台から12%台に増えたというが、「今が一番動けている」と自信をのぞかせる。心身ともに円熟味を増したダイナモが、さらなる飛躍を目指して初舞台に立つ。

 ◇守田 英正(もりた・ひでまさ)1995年(平7)5月10日生まれ、大阪府高槻市出身の27歳。金光大阪高から流通経大に進学し、18年に川崎F入り。21年1月にポルトガル1部サンタクララ、22年7月に同1部の名門スポルティングに移籍。1メートル77、74キロ。利き足は右。

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2022年11月6日のニュース