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興國 PK戦制し決勝へ GK山際は大仕事「自信はあった」 全国高校サッカー大阪府予選

[ 2022年11月6日 17:41 ]

全国高校サッカー選手権・大阪府準決勝 ( 2022年11月6日    ヨドコウ )

<興國・桃山学院>見事なPKストップで勝利を演出した興國GK・山際(撮影・長嶋 久樹)
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 第101回全国高校サッカー選手権・大阪府準決勝が6日、ヨドコウ桜スタジアムで開催された。

 第2試合はテクニック集団・興國と強豪校を連破し波に乗る桃山学院が激突。お互い点を取り合うスリリングな展開で観客を魅了した。

 前半25分、セットプレーから常藤奏のゴールで興國が先制すると、後半10分、桃山学院が石井陽大のゴールで追いつく。一進一退の攻防が続いた後半34分、興國は2年生・千葉大舞がこぼれ球を押し込み勝ち越し。しかしその1分後、桃山学院は途中出場の坂上宗太郎が同点ゴール、延長戦でも決着がつかず勝負はPK戦へ。「カップ戦の前日には必ずPKの練習をする、自信はあった」と語るGK山際壮太が見事なPKストップ。全員がキッチリ決めた興國が死闘を制して履正社との決勝に駒を進めた。

 興國の内野智章監督は「今年は履正社に勝って全国に行かないとダメ、(履正社の)平野先生は一つの目標、超えていかなければ」と頂上決戦への意欲を駆り立てていた。

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2022年11月6日のニュース