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初の父子J王者 横浜・水沼の父・貴史氏「同じ名前背負って勝負してくれたこともうれしい」

[ 2022年11月6日 04:41 ]

明治安田生命J1最終節   横浜3-1神戸 ( 2022年11月5日    ノエスタ )

今季の第27節、水沼(右)の300試合出場を父親の貴史氏が祝福
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 首位の横浜が逃げ切って、3年ぶり5度目の制覇を果たした。3得点全てに絡んだMF水沼宏太(32)はチームが初優勝した95年に引退した父の貴史氏(62)と、初の「父子Jリーグ優勝」を達成。貴史氏がコメントを寄せた。

 宏太は小さい時からマリノスにいて、憧れはあったと思う。遠回りして一番好きなチームで優勝できたのは感慨深いはずだ。OBとしても凄くうれしい。

 僕がいることで、宏太はいろいろなものを背負っていた。それを自身の力ではねのけ、乗り越えてきたその先に優勝がある。今年はユニホームに同じ名前を背負って勝負してくれたのもうれしい。オファーもあったようだが、ここでもう一度やってチャンピオンになりたい、そのために帰ってきた。

 95年夏の木村和司さんの引退試合で、発表していなかったけど僕も引退することを決めていた。その試合に思いを乗せて、初めて宏太をピッチに入れた。簡単には語れないけれど、優勝してくれて本当に良かった。(元横浜M、元日本代表MF)

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2022年11月6日のニュース