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浦和GK西川 J1通算無失点試合数169で歴代1位タイ「記憶に残るようなGKになっていきたい」

[ 2022年6月26日 21:37 ]

J1明治安田生命 第18節   浦和1―0神戸 ( 2022年6月26日    ノエスタ )

<神戸・浦和>前半、神戸のパスをカットし、キャッチングする浦和のGK・西川(手前)(撮影・坂田 高浩)
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 浦和は敵地で神戸に1―0で勝利し、今季初の連勝を飾った。後半45分にMFダヴィド・モーベルグ(28)が直接FKで決勝ゴール。守ってはGK西川周作(36)がJ1通算無失点試合を169に伸ばし、鹿島で活躍した曽ケ端準に並ぶ歴代1位に浮上した。

 浦和の背番号1が日本のNo・1に並んだ。西川は元スペイン代表MFイニエスタらを擁するスター軍団を零封。出場540試合目で積み上げたJ1通算無失点試合数は169となった。「0で抑えられたことは全員のハードワークのおかげだと思っている。(22日の天皇杯3回戦)群馬戦では試合後にサポーターと対話する時間もあったし、勝って結果で示さなければいけなかった。より一層感情は入っていた」。守備陣との見事な連係を見せ、ピンチらしいピンチはゼロ。クロスやセットプレーでは安定したセーブで処理した。

 今季からGKコーチに就いたミレッ氏の下で立ち位置や足運びを見直した。「ジョアンは自分は今までやってきたことやGKに対しての考え方を変えてくれた人。半年しか一緒に仕事していないが、彼の考え方はリスペクトできる」。18日に36歳となったが、飽くなき探究心でいまだに成長する守護神が、盤石なパフォーマンスでシャットアウトした。

 5月3日に右足第5中足骨の手術を受けた日本代表DF酒井が後半開始から途中出場。4月24日ACL大邱(韓国)戦以来、約2カ月ぶりの公式戦出場で、頼れる右サイドバックの帰還は上位進出を目指すチームにとって朗報だ。次戦は7月2日に敵地でG大阪と激突。「欲を言えば並んだだけじゃなく、1試合でも上にいきたい。みなさんの記憶に残るようなGKになっていきたい」と話す西川が歴史を塗り替える瞬間も勝利で花を添える。

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2022年6月26日のニュース