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横浜 宮市が待望のJ1初得点も、後半3失点でまさかのドロー

[ 2022年5月18日 22:07 ]

明治安田生命J1第11節   浦和3―3横浜 ( 2022年5月18日    埼スタ )

<浦和・横浜>前半、ゴールを決めた宮市(撮影・小海途 良幹)
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 明治安田生命J1リーグは18日、ACLに出場した4チームの未消化分となる2試合が行われ、横浜はアウェーで浦和と対戦し3―3で引き分けた。前半で3点のリードを奪ったが、後半にまさかの3失点。連勝は3で止まった。

 前半は圧倒的にゲームを支配した。12分にFW水沼宏太(32)の2戦連続ゴールで先制すると、19分にはFWアンデルソン・ロペス(28)が4戦連続ゴールを決めて加点。さらに30分にはFW宮市亮(29)が待望のJ1初ゴールを決めた。

 宮市はボックス内左でボールを受け、最後は右足でゴール右隅に流し込んだ。中京大中京高卒業後に海を渡り、昨年7月に約11年半に渡る欧州生活を終えて横浜入り。ケガに泣かされ続けた俊足は「最後の質がまだまだ」と課題を口にしていたが、公式戦ではドイツ2部ザンクトパウリ時代の19年9月以来、約3年ぶりのゴールを決めた。

 チームはこの宮市の得点で勢いに乗ったかに見えたが、後半に落とし穴が待っていた。ユンカーにハットトリックを許し、まさかのドロー。うち2失点は同じような形の速攻から奪われたとあって、マスカット監督は「勝ち点3を取れた試合だったけど、勝ち点3を逃してしまった。もちろん、自分が責任を負わなければいけない部分もある。選手たちにとっても残念な試合となった」と唇を噛んだ。
 

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2022年5月18日のニュース