横浜マスカット監督　ACL1次リーグ1位突破に「成長としてピッチで表現してくれたら」

横浜のマスカット監督
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　横浜のケビン・マスカット監督（48）が5日、ホーチミン（ベトナム）で集中開催されたACL1次リーグから帰国後初めてオンライン取材に応じ、7日のホーム名古屋戦に向けた意気込みなどを語った。

　ACL1次リーグは、4勝1分け1敗で見事1位突破。高温多湿の地で、計24選手が起用されるなどまさにチーム一丸となって中2日の6連戦を乗り切った。選手に対し「限界値をつくるな！」と常々言っている指揮官は、「自分の中では“誰が”というのはまずない。全員を必要としている」とし、今後もメンバーを固定しない方針を示唆。「チームはこの4年で若返っている。今回のACLの経験は、価値のあるものになったのではないか。Jリーグでも、他の試合でも、成長としてピッチで表現してくれたら」と、今回のACL1次リーグの経験を生かしさらにチームが熟成されることを期待した。

　また約1カ月ぶりのリーグ戦となる名古屋戦に向けては、ACLから気候はもちろん、ボールも変わることになるが、「（条件は）相手も一緒」ときっぱりと話し、ここ5試合勝ちのない相手との対戦へ「メンタルの部分が凄く大事。自分たちがやろうとしているサッカーを大事に、しっかり次の試合でも表現していくことが重要」と意気込みを語った。