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京都FW山田、名古屋戦で“インアウト”も「良い経験に」松田&荒木から励まされる

[ 2022年5月5日 16:12 ]

 リーグ名古屋戦(3日、豊田ス)で、途中出場途中交代の“インアウト”を味わった京都FW山田楓喜(20)は「良い経験になりました」とポジティブに話した。同戦では1―1の後半13分に出場。チョウ貴裁監督は「無気力の真反対。やる気がありすぎて冷静な判断を欠いていた」と若さゆえの空回りを指摘し、山田自身も「自分でどうにかしてやろうと思ってハイテンションになりすぎた」と攻守で利己的なプレーが多くなってしまったことを自覚したという。

 試合後にはインアウト経験者の先輩から声を掛けられたという。主将のMF松田天馬は湘南時代にチョウ監督から2回、MF荒木大吾も磐田時代に2回経験。2人から「次に生きるから」と励まされたという。「元々、前を向いていましたけど、その言葉を聞いて、さらに前を向けるようになりました」と笑み。この日の練習でも居残りでシュート練習に励むなど、リーグ札幌戦(7日、札幌D)でのメンバー入りへ向けて準備を進めた。

 「まずはチームのために走って、戦う。それをすればおのずと結果は付いてくる」。苦い経験を、飛躍の糧にする。

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2022年5月5日のニュース