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川崎F・瀬古樹 リーグ戦での出番増加へ「今スタートで出ている選手を脅かしていく存在になれば」

[ 2022年5月5日 18:59 ]

川崎FのMF瀬古樹
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 川崎FのMF瀬古樹(24)が5日、オンライン取材に応じ、7日のアウェー清水戦から再開するリーグ戦での出番増加へ意気込んだ。

 今季完全移籍で加入し、2月12日の公式戦初戦、富士フイルム・スーパー杯(●0―2)で移籍後初出場。その後のJリーグでの出番はなかったが、先月マレーシアで集中開催されたACLでは広州FC(中国)との2試合(〇8―0、〇1―0)に右サイドバックとして出場した。

 本来は中盤の選手だが、サイドバックは前所属の横浜FC時代にも経験。「自分なりにできた」という一定の手応えがあった。一方で「ゴールに関わるプレーや、もっと前線の選手を追い越していく動きができれば良かった」と満足はしていない。

 横浜FC時代は主力として活躍していた。「厳しい競争を重々承知の上で来ている」と出番が減ることによる悔しさや葛藤があるのは織り込み済み。技術面などの成長を求めて加入した。「これからどんどん割って入っていきたい」と話す。

 初制覇を狙ったACLで、チームは1次リーグ敗退に終わった。Jリーグ、ルヴァン杯、天皇杯と残る国内タイトル3冠に切り替えていく中で、戦力の底上げは欠かせない。瀬古自身はACLをきっかけに、まずは3連覇を目指すリーグ戦での初出場を狙っていく。

 「僕を含めて出場機会が少ない選手が、今スタートで出ている選手をどんどん脅かしていく存在になれば、チームも成長していくし結果は付いてくると思う。(ACLの)敗戦を受け入れて、ここから国内のタイトルを獲れるようにやっていかないといけないので、みんなのベクトルを合わせていきたい」と誓った。

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2022年5月5日のニュース