横浜のGK高丘　首位・鹿島追うために「僕らは1つも落とすことができない試合が続く」

横浜F・マリノスの高丘
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　横浜のGK高丘陽平（26）が5日、オンラインで取材対応し、ACL1次リーグ後のリーグ初戦となる7日のホーム名古屋戦に向けた意気込みなどを語った。

　4勝1分け1敗で1位突破を果たしたACL1次リーグではチームで唯一、全6試合に出場。わずか3失点に抑え、20年以来2度目の16強入りに大きく貢献した。それでも加入3季目となる守護神は「失点を1つ1つ細かく見ていくと、もっと減らせたなという思いはあります」と吐露。今後へ「まだまだ成長しなければいけないなと思いましたし、もっとチームを勝ちに結びつける仕事が自分にはできると思います」と飽くなき向上心をのぞかせた。

　集中開催地のホーチミン（ベトナム）では声出し応援が解禁されており、スタジアムでは現地まで応援に駆けつけたファン・サポーターのチャントが響いた。コロナ下の20年10月に鳥栖から加入した高丘にとっては、加入後初めて耳にするチャント。「感慨深いものがありましたし、まさかベトナムの地で聞くことになるとは思わなかったですけど、素敵な思い出になりました」と感謝も口にした。

　練習でも試合同様にファーストプレーに高い集中力を注ぐなどこだわりの強い背番号1。7日の名古屋戦に向けては「やっぱりホームでの試合というのは、どのチームが相手でも勝ち点3を獲らないといけない」と強調し、消化数が1試合少ないものの、首位・鹿島には勝ち点7差をつけられているとあって「僕らは1つも落とすことができない試合が続く。そういう勝たないといけない状況の中でしっかり勝ちきるのが強いチームの証だと思います。そういう逆境の中で、力を発揮できるチーム、選手でありたいと思っています」と強い意気込みを語った。