リバプールが決勝進出！後半3発で鮮やか逆転勝ち　主要4冠前進

欧州チャンピオンズリーグ準決勝第2戦   リバプール3―2（2戦合計5―2）ビリャレアル （ 2022年5月3日    スペイン・ビリャレアル ）

＜リバプール・ビリャレアル＞決勝進出を決めたリバプール(AP)
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　3季ぶり7度目の優勝を狙うリバプールは3日、敵地でビリャレアルを3―2で下し、2戦合計5―2で3季ぶりの決勝進出を決めた。前半に2点を先行されたが、後半に3得点で逆転勝ち。ユルゲン・クロップ監督（54）の下でイングランド史上初となる主要4冠に夢をつないだ。日本代表FW南野拓実（27）はベンチで出番なし。決勝は28日にパリ郊外のサンドニで行われる。

　リバプールが底力を見せた。開始3分に先制されるなど前半で2失点。2戦合計2―2とされたが、層の厚さと反発力を発揮した。後半開始から3トップの左に入ったディアスが前線を活性化。後半17分にファビーニョが反撃の口火を切る得点を決め、5分後にはディアスが頭で加点するなど12分で一気に3点を奪って逆転した。

　「素晴らしいリアクション。本当にうれしい」とクロップ監督。2月に優勝したイングランド・リーグ杯、FA杯に続く決勝進出を決め、プレミアリーグでも首位マンチェスターCを勝ち点1差で追う。イングランド史上初の主要タイトル独占を視界に捉え、サラーは「4冠が明確な目標になった」。指揮官は「まだ3つの大会は終わっていない」と慎重だったが、偉業に一歩近づいた。