横浜・マスカット監督　シドニーFC戦連勝へメンバー大幅入れ替え「ローテーションで」

25日のACL1次リーグ第4戦のシドニーFC戦に向けた前日の公式会見に出席したマスカット監督（左）とMF渡辺　（C）Y.F.M
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　ホーチミン（ベトナム）で集中開催されているACL1次リーグH組の横浜はあす25日、第4戦でシドニーFC（オーストラリア）と対戦する。22日に1―0で勝利した相手との連戦となる一戦。この日、前日の公式会見に臨んだケビン・マスカット監督は「あしたの試合もそうですけど、ローテーションでやっていくことが大事ですし、しっかり良い準備してやっていきたいなと思います」と、この試合でもメンバーの大幅入れ替えを示唆した。22日の一戦でメンバー外だったFWエウベル、FWアンデルソン・ロペスらが先発復帰することが予想される。

　チームはここまで3戦2勝1敗の勝ち点6でH組2位。第2戦で敗れた首位の全北（韓国）を勝ち点1差で追っている。ここまで挙げた3得点は全てセットプレーから。高温多湿の地で、主導権を握っているものの課題とされるアタッキングサードで効果的なプレーが少ないなど、横浜らしい攻撃サッカーがなかなか展開できずにいる。

　指揮官とともに前日会見に出席したMF渡辺皓太（23）はシドニーFCについて「カウンターが鋭くて、特徴のあるチームだった」と印象を述べ、「自分たちの細かいミスを少なくして、一つのパスだったり、一つのトラップというのに拘って、まずは（ボールを）失わないこと、失ったとしても、カウンターのプレスのところでしっかりつぶし切れれば、常に攻撃できると思うので、そういうところを意識したいと思います」とポイントを挙げた。