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C大阪 大阪ダービーに耐えてプレーオフ進出決定 主将のMF清武「守備が頑張ってくれたおかげ」

[ 2022年4月24日 05:30 ]

ルヴァン杯1次リーグ第5節   C大阪0-0G大阪 ( 2022年4月23日    ヨドコウ )

<C大阪・G大阪>G大阪と引き分けてプレーオフ進出を決め、タッチをかわすC大阪イレブン(撮影・坂田 高浩)
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 8試合が行われ、A組のC大阪はホームでG大阪と対戦し、0―0で耐え切ってプレーオフ進出を決めた。通算56試合目の「大阪ダービー」で史上初となるスコアレスドロー決着。18勝11分け27敗と大きく負け越す中でも、今回は価値あるドローとなった。

 決死のクリアがチームを救った。後半48分、G大阪・MF小野瀬からのペナルティーエリア左へのパスに、FWペレイラが頭で合わせた。歓声と悲鳴が交錯する場面で、体を張ってブロックしたのはDF松田。前半から一進一退の攻防が続く中でも、最後まで宿敵にゴールを割らせなかった。

 全員でつかんだ次なる舞台への切符。小菊監督の口調も熱を帯びた。「守備は常にクリーンシート(無失点)を目指している。チームのハードワークや思い、いろんなものが凝縮された結果。最後まで走ってくれた」

 意地と意地がぶつかり合った「大阪ダービー」。1995年5月3日の初対決から数え、通算56試合目にして初となるスコアレスドロー。“春の珍事”と笑えないのは、攻撃陣に課題が残ったからだ。主将のMF清武は「守備が頑張ってくれたおかげ。前が結果を出さないといけない」と反省の弁を並べる。

 5月18日大分戦が1次リーグ最終戦。頂点へ向け、きっちりと課題をつぶす。(八木 勇磨)

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