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川崎F ジョホールDTに5―0圧勝で首位浮上、ACL1次L突破へ大きく前進 

[ 2022年4月25日 01:43 ]

<川崎F・ジョホールDT>前半、川崎Fの2点目のゴールを決め谷口(左端)、家長(右端)らに祝福される小林(左から2人目)
Photo By ゲッティ=共同

 川崎Fが、ACL1次リーグ突破へ大きく前進した。マレーシアで集中開催されているI組の第4節で24日、地元のジョホールDTに5―0で大勝。同じ相手に0―0で引き分けた21日の対戦から先発6人を入れ替えて臨み、今度は完勝して首位に浮上した。

 ゴールラッシュはMF脇坂泰斗(26)の華麗なFK弾で始まった。今季から元日本代表MF中村憲剛氏の背番号を引き継ぐ14番が、前半14分、ペナルティーエリア手前中央で得たFKをコースも勢いも完璧にゴール左に仕留めた。「勝ちしかない。それをチーム全員で試合にぶつけていくだけ」と話していた26歳。勢いをもたらした。

 続く31分には、美しい連係から追加点が生まれた。FW家長昭博(35)の横パスを受けた脇坂がワンタッチで前線にスルーパス。右サイドの深い位置に走り込んだDF山根視来(28)が折り返し、最後はFW小林悠(34)が右足を伸ばして押し込んだ。

 小林は43分にも再び右サイドで抜けだした山根からのクロスを、右足ワンタッチでゴールに流し込んだ。第2節の広州FC戦でも2ゴールを挙げており、これで今大会通算4ゴール。最前線で輝いた。

 後半も、ミスマッチが生まれるよう布陣を変えてきた相手に対応しながら、試合を巧みにコントロール。37分にドリブルで持ち運んだMFチャナティップ(28)からパスを受けたFWマルシーニョ(26)が4点目を挙げると、最後は43分にマルシーニョのシュートのこぼれ球をチャナティップが押し込んでダメを押した。

 1次リーグの残りは2試合。次節は27日、15日に1―1で引き分けた蔚山(韓国)と対戦する。

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2022年4月24日のニュース