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横浜・小池龍「個人的にも、とても痛い敗戦だと受けとめています」 ACL1次L日本勢初黒星から一夜

[ 2022年4月20日 22:07 ]

ACL1次リーグH組   横浜0―1全北 ( 2022年4月19日    ホーチミン )

横浜のDF小池龍太
Photo By スポニチ

 ホーチミンで集中開催されているACL1次リーグH組の横浜は19日、全北(韓国)との第2戦に0―1で敗れ、今大会の日本勢初黒星を喫した。

 一夜明けたこの日、DF永戸勝也(27)とDF小池龍太(26)が現地からオンラインで取材対応。22日のシドニーFC(オーストラリア)との第3戦に向けた意気込みなどを語った。

 永戸は2―1で制したホアンアイン・ザライ(ベトナム)との初戦に先発。セットプレーから得意の左足で全得点をアシストし、チームを勝利に導いた。公式戦はその一戦も含め、現在3戦連続アシスト中と好調。それでもクロスの対応など守備面に関して「もっともっとできる」と語るなど、満足している様子はない。

 全北に敗れたことで、グループ2位に後退。26日にも激突するシドニーFCとの2連戦は、負けられない戦いとなる。永戸はシドニーFCについて「映像自体はまだちゃんとは見ていないんですけど」と前置した上で、「話しを聞いたところによると、サイドでかなり時間があるんじゃないかと言われているので、それこそクロスのところだったり、ウイングとのコンビネーションでサイドを深く取って、クロスなり、そこからシュートという展開を増やせる」とイメージを膨らませた。

 一方、全北戦に出場した小池龍は「個人的にも、とても痛い敗戦だと受けとめています。自分たちがよりサッカーをしやすくするためには、より良いコンディションの時になるべく勝ち点を奪っておくことで、メンタル的に良い状態を保つということが、とても大切なことかなと思っていたので、勝ち点3を失ったこと以上に、気持ちの部分で少し苦しくなったかなと思っています」と現状を率直に語った上で、今後へ「でもこれは自分たちで改善していけるところ。きょうの(チームの)雰囲気、試合に負けたあともネガティブなことはなったですし、より気を引き締めて、今後の試合へ、簡単な試合はないということをよりみんなが認識した中で、1日の過ごし方だったり、気候への考え方、ACLに取り組む姿勢を全員がもう一度、再認識できたんじゃないかと思います」と前向きに話した。

 そして日本と違うボール、ピッチへの早急な対応の必要性なども口にし「相手に何もさせないというくらい、マリノスの強さをこれから表現できればなと思います」と巻き返しを力強く誓った。  

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2022年4月20日のニュース