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元ウクライナ代表FWボロニン氏がディナモ・モスクワのアシスタントコーチ退任 母国支援を訴える

[ 2022年3月2日 14:49 ]

2006年サッカーW杯ドイツ大会のスイス戦。ウクライナ代表時代のボロニン氏(AP)
Photo By AP

 レーバークーゼンやリバプールなどでプレーした元ウクライナ代表FWアンドリー・ボロニン氏(42)が、20年10月からアシスタントコーチを務めていたディナモ・モスクワを退団したことを明かし、母国への支援を呼びかけたとドイツ紙ビルトが1日までに伝えた。

 ロシアの侵攻直前にモスクワを脱出して家族とともにドイツに避難したというボロニン氏は「ロシアには多くの友人がいる」と認めた一方で「故郷を爆撃している国で働くことはできなかった」と説明。「私の心はウクライナとともにある。もし今、ウクライナにいれば私も銃を手に取るだろう」と強調した。さらにドイツなどでの支援に感謝しながら「プーチンを止め、避難民を助けてほしい。そして我々が国を守れるように武器を送ってほしい」と呼びかけた。

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2022年3月2日のニュース