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長期契約の長谷部誠、23年以後の現役可能性に言及 他クラブへ移籍可能性は「かなり低い」

[ 2022年3月2日 23:56 ]

Eフランクフルトの長谷部誠
Photo By スポニチ

 EフランクフルトのMF長谷部誠(38)が2日、オンライン取材に応じ、選手として1年間の契約延長と現役引退後のコーチ就任を含めた27年までの新契約について報告。「選手として来季もプレーできることを嬉しく思います。23年シーズン以降、プレーするかはその時に決めることになってます」と話し、改めて来季限りでの引退が前提でないことを強調した。

 また引退後、コーチ就任を含めた長期契約についてはトップチームのコーチ、新設されるU―21をはじめ、U―19、U―17の指導者など色々な可能性があるという。「辞めるときにどのポジションに就くか、チームと話すことになっています。23年シーズン後に引退する可能性は高いですけど、まだやる可能性もある。1年以上先の話なので分からない状況」とした。

 現在は、B級指導者ライセンス取得を目指しながら現役生活を両立するハードな日々を過ごす。その状況でクラブ側から受けた長期契約のオファーは長谷部に対する人間性への信頼と期待の表れ。選手としては今後、他クラブへの移籍可能性は極めて低く“生涯Eフランクフルト”の意向も示唆した。

 「次のステップを考えてもこれだけ評価してくれている。選手として他国、他のチームでというのはゼロとは言えませんが、可能性としてはかなり低いと思っています。1年半後の体の状態、メンタルで、もしかしたら全然違う所でやるかもしれませんが、次のステップを考えても、これだけクラブが評価してくれている。このチャンスを逃す手はないかなとも思う」と話していた。

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2022年3月2日のニュース