三菱重工浦和・楠瀬監督　WEリーグ再開初戦へ「1試合も落とせない。自分たちのサッカーを貫いて結果を」

三菱重工浦和の楠瀬直木監督
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　三菱重工浦和レッズレディースの楠瀬直木監督（57）が2日、練習後にオンライン取材に対応した。チームは5日にWEリーグの再開初戦で千葉と対戦する。

　千葉とは2月27日の皇后杯決勝で対戦し、1―0で勝利。3大会連続7度目の決勝で悲願の初優勝を飾るとともに、昨年12月に天皇杯を制した男子の浦和に続き、17季ぶり史上3度目のアベックVとなった。楠瀬監督は「お互い手の内は分かっていて、向こうも躍起になってくる」と警戒。そのうえで「油断をせず、大事なリーグ戦なので思い切って戦いたい」と言葉に力を込めた。

　現在、リーグでは勝ち点16で3位につける。首位のINAC神戸とは9差と離されており、指揮官は「1試合も落とせない。引き分けも許されない状況なので、相手がどこであれ自分たちのサッカーを貫いて結果を出していきたい」と強調。そのうえで皇后杯4試合で無失点だったことに触れ、「無失点で終えられたのはGKを含めて守備陣の自信になった。そこはプラスに捉えて、得点を取ることに集中したい」と初代女王の座に向けて意気込んだ。