三菱重工浦和・清家「先週勝ったからという気の緩みはチームにはない」WEリーグ再開初戦で千葉と再戦

三菱重工浦和レッズレディースが練習を公開。トレーニング後にオンライン取材に対応したFW清家貴子
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　三菱重工浦和レッズレディースのFW清家貴子（25）が2日、練習後にオンライン取材に対応した。チームは5日にWEリーグの再開初戦で千葉と対戦する。

　千葉とは2月227日の皇后杯決勝で対戦し、1―0で勝利。3大会連続7度目の決勝で悲願の初優勝を飾るとともに、昨年12月に天皇杯を制した男子の浦和に続き、17季ぶり史上3度目のアベックVとなった。清家は右サイドバックとしてフル出場し、攻守に躍動。後半22分には決勝弾をアシストするなど大会制覇に大きく貢献した。

　再戦となるが、気負いも油断もない。この日、皇后杯決勝に出場したメンバーは2日間のオフを経て再始動した。「もう今日の練習では皇后杯を優勝した感はなかったかなと思う。自分の中でもないし、チームの雰囲気もふわふわした感じはなく、普段通りに週末の試合に臨む感じだった」。すでに目線はWEリーグに向いている。

　現在、首位のINAC神戸とは勝ち点9差の3位につける。勝ち点を落とせない状況が続く中、清家は千葉戦へ「自分たちらしいサッカーをやれば勝てると思う。先週勝ったからという気の緩みはチームにはない。しっかり1試合1試合臨みたい」と強調した。