さあ開幕!【18日J1見どころ】川崎F、家長狙う史上初の2年連続1号　FC東京は“超新人”松木が先発

FC東京の大物ルーキー・MF松木（FC東京提供）
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　明治安田生命J1リーグはきょう18日、川崎F―FC東京の“多摩川クラシコ”で開幕する。93年にスタートしたJリーグは、今季が30年目の節目となる。

　ホームの川崎Fは07年～09年の鹿島に続く、史上2クラブ目の3連覇を狙う。開幕戦は過去8年負けなしと強さを見せており、昨年は同じく金曜開催だった横浜戦で白星を挙げると、そこから25試合負けなしで、15年浦和の19試合を大きく塗り替るJ1新記録を達成。先発のMF家長は昨季J1第1号弾を挙げていおり、史上初の2年連続1号ゴールを狙う。

　アウェーのFC東京は元J2新潟のスペイン人、アルベル新監督が就任。7年ぶりの外国人監督となり、新たなスタイルを目指す。今年度の全国高校サッカー選手権で4得点を挙げ、主将として青森山田を優勝に導いたルーキーのMF松木が先発入り。高卒新人がJ1開幕戦で得点を挙げれば、94年市原（現J2千葉）の城彰二（鹿児島実）、98年磐田の高原直泰（清水東）に次いで24年ぶり史上3人目の快挙となる。J1川崎F戦は5連敗中だが、開幕戦は最近5年では2勝3分けと負けなし。クラブ初のリーグ制覇へスタートダッシュを狙う。