名古屋・長谷川監督「ぶっつけ本番は否めない」　自身の初陣となる開幕・神戸戦へ弱気?発言

名古屋・長谷川健太監督（Ｃ）名古屋グランパス
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　J1名古屋の長谷川監督が18日、神戸との開幕戦に向けた最終調整を終え、オンラインで取材に対応。19日に迫った初陣へ「特別な気持ちで迎えています。勝ちたいと思っています」と意気込んだ。

　沖縄キャンプ中に複数の新型コロナウイルス陽性者が出た影響で、全体練習の休止や練習試合も中止を余儀なくされた。開幕へ満足する準備ができたとは言い切れず「ぶっつけ本番は否めないが、やりながら合わせていくしかない」と現状を受け止めた。

　開幕1週間前の12日に練習試合を行ったものの、戦術の落とし込みについては「何せ実戦があまりできなかったので、手応えは全くないです」と弱気発言。イニエスタらタレント揃いの敵陣との一戦に「難しい試合になるのは覚悟している。気持ち良くサッカーをさせないこと」と警戒心を強めた。

　ただ、チームは14年を最後に開幕戦の黒星がなく、直近10年は6勝3分け1敗と相性が良い。清水、G大阪、FC東京も率いた百戦錬磨の指揮官は「非常に大事な1戦。34分の1されど34分の1と思って開幕戦を迎えている」と初陣へ力を込めた。