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大久保嘉人 リーグ最終戦、192点目はOGで幻に…それでも「みんなで喜べたんで最高に嬉しかった」

[ 2021年12月4日 18:09 ]

明治安田生命J1リーグ最終節   清水2―1C大阪 ( 2021年12月4日    アイスタ )

<清水・C大阪>後半、C大阪・大久保は天を仰ぐ(撮影・西尾 大助)
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 今季限りで現役を引退するC大阪の元日本代表FW大久保嘉人(39)が4日、明治安田生命J1リーグ最終節に先発出場。後半42分までプレーしたが無得点に終わり、自身のJ1歴代最多ゴール(191得点)の更新はならなかった。

 前半35分、左CKからMF清武のクロスをファーサイドでフリーで受けると、大久保は体勢を崩しながらも右足で中央に折り返す。ボールは清水MF竹内に当たってゴールに吸い込まれ、C大阪が先制点を挙げた。大久保は右腕を突き上げた後ガッツポーズで喜び、チームメートも祝福。しかし判定は無情にもオウンゴール。大久保の“192点目”は幻に終わった。

 大久保は後半42分までプレーし、大きな拍手に送られながらFW松田と交代。試合後には自身のツイッターを更新し、「今日はオウンゴールだったけど自分のゴールと同じくらい嬉しかったしみんなで喜べたんで最高に嬉しかった」とつづり、桜の絵文字とともに「ありがとう」と感謝の思いを明かした。

 C大阪は12日、天皇杯準決勝で浦和と対戦。大久保はラストの大会で自身初のチームタイトルを目指す。

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2021年12月4日のニュース