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J2新潟の元日本代表FW田中達也 現役引退を発表「自分は本当に幸せ者です」

[ 2021年12月4日 12:01 ]

田中達也
Photo By スポニチ

 J2新潟は4日、元日本代表FW田中達也(39)が現役を引退することを発表した。

 山口県出身の田中は帝京高から01年に浦和入り。スピードあるドリブルを武器に「ワンダーボーイ」の愛称で浦和の中心選手として12年までプレー。05~09年まで日本代表にも選出された。13年に当時J1だった新潟に移籍。移籍当時「新潟に骨を埋める」と話していたが、その言葉通り新潟で引退する決断をした。

 J1通算333試合66得点。J2通算55試合3得点。日本代表では国際Aマッチ16試合3得点。今季は相次ぐ負傷により出場機会がないが、早朝から練習に取り組む姿勢は若手選手の手本となっており、チームの精神的支柱になっていた。

 田中がクラブを通じて発表したコメントは以下の通り。

 「山口県の周陽スポーツ少年団でサッカーを始め、周陽中学校、帝京高等学校と進む中で指導してくださった指導者の方々や、日々切磋琢磨しながらトレーニングをしてくれた仲間たちのおかげで、プロサッカー選手になることができました。

 浦和レッズで12年、アルビレックス新潟で9年。

 この21年間で自分を成長させてくれた、たくさんの監督のおかげで、夢のような素晴らしい時間を過ごすことができました。時には大きな困難にぶつかり、挫けそうな時もありましたが、共に戦ってくれてチームメイトやスタッフ、そして、声援を送り続けてくれたサポーターの皆さんの存在が、自分を何度も奮い立たせてくれました。
 そして、自分を育ててくれた両親や自分をサッカーに導いてくれた兄、一番近くで一緒に戦ってくれた妻、パワーの源の子どもたちにも、とても感謝しています。
 多くの方々のサポートのおかげで、とことんサッカーをやり続けることができた自分は本当に幸せ者です。何よりも、アルビレックス新潟のオレンジ色のユニホームを着て引退できることを誇らしく思っています!
 皆さん、本当にありがとうございました」

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2021年12月4日のニュース