×

横浜・前田大然が初の得点王 「自分がやってきたことは間違いじゃなかった。全ての人に感謝」

[ 2021年12月4日 16:36 ]

明治安田生命J1最終節   横浜1─1川崎F ( 2021年12月4日    日産ス )

<横浜・川崎F> 後半、同点弾を決め、吠える前田 (撮影・光山 貴大) 
Photo By スポニチ

 横浜は最終節で川崎Fと対戦し、1―1で引き分けた。注目の得点王争いは、横浜のFW前田大然(24)と川崎FのFWレアンドロ・ダミアンが1点ずつ得点を取り合う結果に。互いに今季通算23得点でダブル得点王に輝いた。横浜としては19年のFW仲川&MFマルコス・ジュニオール以来、2季ぶりの得点王となった。

 リードされても、諦めなかった。後半22分にレアンドロ・ダミアンに先制されたが、その7分後。前田が中央から左足で同点ゴールを突き刺した。J2松本でプロとしてのキャリアをスタートし、6年目で自身初の栄冠を手にした。「本当にチームメートのおかげで得点王をいただいたので、チームメートに感謝したい。今まで自分がやってきたことは間違いじゃなかったし、いろんな人に支えられてこの場にいるので、関わってくれた全ての人に感謝したい」と周囲への思いを口にした。

 優勝は川崎Fに譲ったが、チームの総得点は川崎Fより多い82得点。「ゴールを取ることでチームを助けられる。きょうは勝てなかったですけど、同点ゴールを決められて本当に良かった」。ホームの日産スタジアムに詰めかけた観客は、新型コロナウイルスが感染拡大する前の20年2月の開幕節・G大阪戦以来の3万人超えとなる3万657人。多くのサポーターから惜しみない拍手が送られた。

続きを表示

この記事のフォト

2021年12月4日のニュース