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川崎Fのレアンドロ・ダミアン 得点王分け合った前田に「おめでとう」と祝福

[ 2021年12月4日 17:35 ]

明治安田生命J1リーグ最終節   川崎F1─1横浜 ( 2021年12月4日    日産ス )

最終節の直接対決後に抱き合い、健闘を称え合った得点王のレアンドロ・ダミアン(右)と前田(撮影・光山 貴大) 
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 川崎Fの元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアン(32)が、来日3年目で初の得点王の輝いた。

 今季リーグ最終節となった4日はアウェーで2位の横浜と対戦。22得点で並んでいた横浜の日本代表FW前田とは直接対決となった。そんな中で、ダミアンは後半22分にMF家長の右足クロスから打点の高いヘディングで決めて単独トップに立った。それでもその7分後に前田もゴールを決め返し、試合もそのまま1―1で終了。最後はタイトルを分け合う形となった。

 12年ロンドン五輪でも得点王に輝いた経験を持つダミアンは「Jリーグを得点王で終わることができて幸せな気持ちでいっぱいです。キャンプから激しいトレーニングを積み重ねたからこその結果」と胸を張り、試合後に抱き合って健闘をたたえ合った前田に関しては「シンプルにおめでとうと伝えました。彼も素晴らしいシーズンになったと思うので、彼も得点王に値すると思っていました」と笑顔で話した。

 連覇を達成した川崎Fは、史上最少となる2敗でリーグ戦を終了。最多得点は横浜に譲ったが、28失点はリーグ最少となった。今季は4強入りを果たした天皇杯を残しており、ダブル連覇へ主将のDF谷口は「しっかり休んでトレーニングして天皇杯に臨みたい。天皇杯を獲ることはもう一回みんなで合わせてやっていきたいと思う」と意気込みを語った。

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