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森保監督 雪辱に「前半があったからこそ」、三笘起用は「サイド攻撃により厚みを」

[ 2021年11月18日 05:30 ]

W杯アジア最終予選B組   日本1―0オマーン ( 2021年11月16日    マスカット )

<日本・オマーン>後半、選手が飛び込み驚く森保監督(左)=撮影・小海途 良幹
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 森保監督は「後半のギアチェンジ」で9月の対戦で敗れているオマーンに雪辱した。直近2試合と同様、4―3―3布陣で試合に入った。パスは後方での各駅停車となり好機もつくれなかったが、相手の出方を見ていた。会見では前半の低調な内容を指摘されるも「そこまで悪かったですか?前半があったからこその後半」と話す。

 後半は従来の4―2―3―1に変更。A代表デビューとなる三笘を左サイドに投入。好調な伊東を徹底マークしていた相手を混乱させ、後半36分には三笘のクロスから伊東が決勝弾を決めた。目を充血させた指揮官は三笘の起用について「サイド攻撃により厚みを持たせたかった」。負ければ進退問題が避けられない崖っ縁の一戦を制し、B組2位に浮上した。

 《国内組9人帰国》国内組の長友、酒井ら9人と反町技術委員長が勝利から一夜明けた17日、成田空港着の便で帰国した。試合直後にチャーター機でドバイに移動し、乗り継ぎを経て午後7時頃、到着ゲートに姿を現した。空港の関係者によると帰国後の新型コロナの検査は全員陰性となった。国内の代表候補選手は来年1月中旬の合宿で始動する方向。1月22日には対外試合も計画している。

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2021年11月18日のニュース