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浦和DF宇賀神友弥が今季限りで退団へ レッズ一筋12年の功労者

[ 2021年11月18日 05:31 ]

16年のルヴァン杯で優勝し喜ぶ浦和・宇賀神
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 浦和の元日本代表DF宇賀神友弥(33)が契約満了に伴い、今季限りで退団する見通しであることが17日までに分かった。浦和の下部組織出身、流通経大を経て10年に加入後はレッズ一筋で今年が12年目。既に今季限りでの引退を表明した阿部、今季限りで退団する槙野に続き、17年ACL優勝メンバーがレッズを去る。

 宇賀神は10年、大卒新人ながら開幕の鹿島戦で先発デビュー。サイドを主戦場としてJ1通算291戦16得点の実績を残した。18年天皇杯決勝の仙台戦で決めた優勝に導くスーパーゴールは印象深い。激しいプレスと豊富な運動量、高い戦術眼が特長。常に日本代表クラスが加入するビッグクラブにあって持ち前の反骨心で競争を勝ち抜いて来た。

 19年には台風19号による荒川の氾濫で「レッズランド」が水没すると復興支援を立ち上げるなどピッチ外の活動にもレッズ愛があふれていた。世代交代が進む浦和から功労者がまた1人、赤いユニホームに別れを告げる。

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