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浦和 DF宇賀神の今季限りでの退団を正式発表「ありがとう。さようなら。また会いましょう」

[ 2021年11月18日 10:25 ]

浦和DF宇賀神
Photo By スポニチ

 浦和は18日、元日本代表DF宇賀神友弥(33)が契約満了に伴い、今季限りで退団することを正式発表。浦和の下部組織出身、流通経大を経て10年に加入後はレッズ一筋で今年が12年目。既に今季限りでの引退を表明したMF阿部勇樹(40)、今季限りで退団するDF槙野智章(34)に続き、17年ACL優勝を知るメンバーがレッズを去る。

 左右のサイドを主戦場として粘り強い守備、ハードなプレス、戦術眼を武器にJ1通算291戦16得点の実績を残した。18年天皇杯決勝の仙台戦で決めた優勝に導くスーパーゴールは印象深い。

 以下、クラブを通じてコメントを発表。
 
 親愛なるみなさまへ。21年シーズンをもちまして契約満了となり、浦和レッズを離れることになりました。
 12歳の時、初めて浦和レッズのユニフォームに袖を通した日の興奮を今でも覚えています。高校を卒業しプロになれなかった自分がもう一度浦和に帰ってきた日、初めて埼玉スタジアムのピッチに立った日を今でも覚えています。
 なぜあの時の感情がこんなにも心に残っているのか。それはすべて浦和レッズという素晴らしいクラブ、ファン・サポーターのみなさんのおかげだと思います。どんな時も全力で支えてくれたサポーター。あの満員の埼玉スタジアムで響き渡る「We are REDS!」が何度自分たちを奮い立たせてくれたことか。本当に感謝しています。
 浦和レッズを離れなければいけないということはとても寂しいですが、みなさんとは心と心で一生繋がり続けていると信じています。浦和レッズで引退するという夢は叶いませんでしたが、みなさんと共に掴んだルヴァンカップ、天皇杯、ACLの3つの栄光は私の人生の宝物です。
 掴むことのできなかったリーグ優勝、そして3度目のアジア制覇はみんなに託しました。任せたぞ!
ありがとう。そしてさようなら。また会いましょう。浦和レッズを、浦和の街を、愛しています

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2021年11月18日のニュース