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新潟 奈良に競り勝ってホーム6連勝 決勝ゴールのFW若月は「どんどん質を上げていきたい」

[ 2026年5月17日 05:00 ]

試合後、サポーターの声援に手を振る若月
Photo By スポニチ

 「明治安田J2・J3百年構想リーグ」の第17節が16日に行われ、西A組のJ2新潟は奈良に2―1で勝ち、ホーム6連勝を飾った。後半2分にMFシマブク・カズヨシ(26)が直接FKを決めて先制。直後に同点に追いつかれたものの、同42分にFW若月大和(24)が決勝ゴールを決めた。順位は暫定2位。次節は最終節で、23日に再びホームで愛媛と対戦する。

 “5度目の正直”で決めきった。前半から決定機を逃し続けた若月が、後半42分に体ごとゴールネットに飛び込んで決勝点をねじ込んだ。ヒーローインタビューで「外しすぎてすみません」とおどけた背番号18は、両ふくらはぎをつりながらも最後にFWの役割を果たし「何とか1点を取らないと、という思いだった」と振り返った。

 1万6994人が詰めかけたホーム戦。序盤は相手を少し引き込んでからのプレスがはまり、次々とシュートチャンスを得た。ただ同35分に若月がGKと1対1の場面でセーブされるなど、計9本のシュートもネットを揺らせない。後半2分にシマブクの直接FKで先制したものの、3分後にパスミスから同点に追いつかれる嫌な展開になった。

 それでも攻めの姿勢が実った。前半から逆襲だけでなく、ボールを動かし続けたことで終盤は相手の足が止まった。途中出場の島村が「相手も疲れていた。スライドできていない」と狙いを定めて左サイドの敵陣深い位置に入ってクロス。「信じて入った」という若月が押し込んだ。

 チーム立ち上げから5カ月。船越優蔵監督は「“俺たちはこういうサッカーで勝つ”というのが選手にだいぶ浸透してきた。(今は)本当に細部にこだわるところ(に入った)」と現在地を語る。ハードワークを土台にした守備と、速攻とサイドからの崩しを使い分ける攻撃。ベースはできた。あとは8月に開幕する来季でJ1昇格をつかむため、より質を向上させていく。

 「ゴール前の落ち着きが足りていない。やっていく中でどんどん質を上げていきたい」と若月。プレーオフを含め、今季は残り3試合。結果と質にこだわり、来季につなげる。(西巻 賢介)

 ○…シマブクが芸術的な先制ゴール点を決めた。後半2分に得た、ゴールまで約20メートルの距離のFK。得意な位置よりやや近かったが「蹴らせてくれ」と志願して右足を振り抜いた。「いい音が鳴った」と好感触を得たシュートはゴール左隅へ。これでホームでは3戦連続弾となり「自信になった。4戦連発も狙います」と見据えた。

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