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吉田麻也 1―0薄氷勝利にホッ「力を出し切った」 16日オマーン戦は「ブラジルと戦うつもりで」

[ 2021年11月11日 23:36 ]

カタールW杯アジア最終予選B組   日本1―0ベトナム ( 2021年11月11日    ハノイ )

日本代表のDF吉田麻也
Photo By スポニチ

 男子サッカー日本代表は11日、W杯カタール大会アジア最終予選B組第5戦アウェーでベトナム代表に1―0と勝利。主将のDF吉田麻也(33=サンプドリア)は「ベトナムは決して悪いチームではなかったですし、僕らよりもコンディションが良かったんじゃないかなと思うので、まずはここでしっかり勝てて良かったと思います」と振り返った。

 この一戦に向けDF吉田ら欧州組11人が飛行機トラブルにより代表合流が遅れるアクシデントが発生。DF吉田は試合後「コンディションや移動が大変だったりというなかで、みんなが精一杯力を出し切ったと思います」とコメント。「もちろん課題もあって、追加点が取れないことだったり、セットプレーなんかでもチャンスがあったんでもっと点が取れれば良かったと思います。しかし、ベトナムは決して悪いチームではなかったですし、僕らよりもコンディションが良かったんじゃないかなと思うので、まずはここでしっかり勝てたのは良かったと思います」とコンディションの差を感じながらも手にした勝ち点3を誇った。

 さらに吉田は前半40分に伊東の2点目が取り消しとなったプレーについて「(主審からは)田中選手がGKのブラインド(視界を防ぐ)になったということを説明されました。VAR判定にかなり時間がかかっていたので、このままいくと厳しいなと感じたので(主審と)話にいきましたけど、やっぱりダメでしたね。ただ、そこから焦れることなくしっかり我慢できたので、そこは評価できる部分だと思います」と説明した。

 これでチームは勝ち点9に伸ばし暫定3位に浮上。次戦(日本時間16日深夜)では開幕戦で敗れたオマーンと敵地での対戦が待っており「初戦のようなミスは許されないと思うので、ブラジルと戦うつもりで戦いたいなと思います」と意気込んでいた。

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2021年11月11日のニュース