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WEリーグ三菱重工浦和“赤髪のエース”菅沢連勝弾、髪染めてから「点取れてます」

[ 2021年9月21日 05:30 ]

WEリーグ第2節   三菱重工浦和2ー0ノジマ相模原 ( 2021年9月20日    浦和駒場 )

<三菱重工浦和・ノジマ相模原>後半37分、ゴールを決め喜ぶ三菱重工浦和・菅沢(左)(撮影・西海健太郎)
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 サッカー女子のWEリーグは20日、各地で第2節3試合が行われ、昨季なでしこリーグ覇者の三菱重工浦和がノジマ相模原を2―0で下し、開幕2連勝を飾った。1―0で迎えた後半37分、昨季得点女王&MVPの日本代表FW菅沢優衣香(30)が2戦連発となるダメ押し弾を決めるなど攻守に圧倒し、単独首位に立った。

 髪を「赤」に染めたレッズのエースがさすがの決定力を見せた。1―0の後半37分、菅沢の左足がうなりを上げる。水谷からの背後へのボールに抜け出すと、後方から寄せてくるDFをかわし、左足一閃(せん)。「(髪を)この色にしてから得点が取れてますね」と会心の笑顔だった。

 昨季得点女王の嗅覚だった。三菱重工浦和は前半10分に先制したが、その後はゴール前を固められ、2点目が遠かった。待望の瞬間は相手が選手交代直後に見せた一瞬の隙。一気に背後を取った。楠瀬監督も「いい形で抜けるといい仕事をしてくれる」と称えた。次戦は来月2日、大宮とのダービー戦。3戦連発も期待がかかる。

 記念すべきホーム開幕の1号はDF高橋はなのヘッド弾だ。守備でも相手の大型FWロペスを完封し、大車輪の活躍を見せた。女子サッカーの認知度アップも目指す高橋は試合後のインタビューに登場すると「最高でーす!(チームメートの)柳沢紗希とYouTubeも始めたので登録してもらえるとうれしいです(笑い)」。最後まで笑顔が絶えなかった。

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2021年9月21日のニュース