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冨安、11日アーセナル先発デビューへ 監督も期待大!中国戦から中3日の本拠ノリッジ戦で即起用

[ 2021年9月8日 05:30 ]

DF冨安健洋
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 今夏ボローニャから英プレミアリーグの名門アーセナルに電撃移籍した日本代表DF冨安健洋(22)が、11日のホーム・ノリッジ戦でいきなり先発デビューを飾る可能性が浮上していることが7日までに分かった。

 冨安は移籍に伴い、0―1で敗れた2日のW杯最終予選オマーン戦を欠場。7日の同中国戦へは、移籍決定直後の2日に直接ドーハ入りしたため、新天地でのトレーニングにはまだ一度も参加できていない。それでも複数の関係者によれば、アルテタ監督は複数ポジションを高いレベルでこなす冨安を高く評価。中国戦から中3日で迎えるノリッジ戦で、即先発で起用するプランも持っているという。

 アーセナルはリーグ優勝13回を誇る欧州屈指のビッグクラブ。だが、今季は67年ぶりの開幕3連敗と低迷中だ。直近8月28日のマンチェスターC戦では0―5で大敗。DF陣の立て直しは急務とされ、最大2300万ユーロ(約30億円)とされる移籍金で獲得した冨安に対する期待も高いという。指揮官は今季、3バックと4バックを併用。冨安に関しては3バックなら右CB、4バックなら右サイドバックで起用する方針で、ノリッジ戦出場も現実味を帯びる。

 ノリッジ戦でピッチに立てば、プレミアリーグではリバプールのFW南野に次いで日本人10人目。DFとしては日本代表でコンビを組む吉田以来2人目だ。窮地に立つ名門を救えるか。「全てをささげることを約束します」と誓った森保ジャパン守備の要が、大きな期待を背負って本拠地「エミレーツスタジアム」のピッチに立つ。

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2021年9月8日のニュース