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森保監督 田中碧ら五輪組視察へ W杯アジア最終予選“短期決戦”へ新天地での状態確認

[ 2021年9月8日 05:30 ]

日本代表の森保監督
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 日本代表の森保監督は休む間もなく来月のW杯アジア最終予選に向けた準備に着手する。中国戦後も帰国せず、欧州に渡り視察を続ける。コロナ禍の影響で今回の最終予選は来年3月までに10試合を戦う“短期決戦”だ。その間、本来なら新戦力を試す親善試合もなく、指揮官は自らの足を使って視察行脚の旅に出る。

 主に東京五輪でも活躍したドイツ2部デュッセルドルフへ移籍した田中碧、ベルギー1部シントトロイデンに移籍したFW林大地らが視察対象となりそうだ。森保監督は「東京五輪を振り返れば(他にも)選ぼうかと思った選手がいる」と明かしている。早速、新天地での状況を把握する絶好の機会となる。

 来月7日の敵地サウジアラビア戦、同12日のオーストラリア戦は最終予選のヤマ場。田中は、遠藤の相棒として確かな実力を見せた。林は前線でのハードワークが強烈なインパクトを残した。森保ジャパンに新たな風を吹かせる存在として期待される。

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2021年9月8日のニュース