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中田英寿氏がたどり着いた“究極”のお茶 「だからまた手が伸びる」

[ 2021年9月8日 14:50 ]

8日から発売される「水出し 一番焙煎 加賀棒ほうじ茶(にほんものエディション)」
Photo By 提供写真

 サッカー元日本代表MF中田英寿氏(44)が8日、ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社監修のもと、自身がプロデューサーを務める「にほんものプロジェクト」と石川の老舗製茶店・有限会社油谷製茶で開発した「水出し 一番焙煎 加賀棒ほうじ茶(にほんものエディション)」のメディア発表会に出席した。

 8日から発売される同商品。茶葉の開発に携わった中田氏は「香りが非常に華やかで、けれど甘みが来た後にすっと消えていくよう。本当にいつ何時飲んでも美味しい。美味しいだけでなく、それがすっと消えていく。だからまた手が伸びる。非常にいいものができた」とアピールした。

 お茶に興味を持ったきっかけは、数年前に生産地を巡っているときだったという。茶葉でお茶を飲む人が減少し、茶葉農家が苦労している状況を知った。「どのようにすれば多くの方に飲んでもらえるか考えたときに、今は多くの方が食事中にも冷たいものを飲むと。一方では生産者の方からすると、お湯で入れてもらうことが常識になっている。そこにかい離がある」と感じた。解決のヒントとなったのが「水出し」で、食事にも合いやすい「ほうじ茶」、中でも香り豊かな「加賀棒ほうじ茶」だった。

 合計30作の茎茶の試飲を重ね、たどり着いた“究極”のお茶。中田氏は「この商品をきっかけに、お茶業界全体が少しでも上に上がるようになっていけばいい。そのためのおいしさは十分できたと思う。あらゆる食事に合うよう、日本食だけでなく、イタリアンやフレンチでも、中華でもいただけるような味わいを目指して考えた」と話した。商品は百貨店や都内のアンテナショップなど全国で販売され、オンラインサイトでも購入できる。

 ▼販売場所
 にほんものストア(https://shop.nihonmono.jp/)、
 都内アンテナショップ、全国百貨店、油谷製茶公式オンラインストア(http://cha-aburatani.com/shop.html)など

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2021年9月8日のニュース